DragonSlayer

# この文章には、ドラゴンスレイヤーIのネタバレが含まれています。 # ご注意ください。

《解説》
  ドラゴンスレイヤー。略すとドラスレ。
 これは「前代未聞麻薬的爽快遊技!」 というキャッチフレーズの
 日本初のアクションRPGです。語源は”竜を殺すモノ”であり、
 この”モノ”には「者」と「物」の両方が入ります。
 ドラゴンスレイヤーという名の聖剣を探すパターンと
 主人公がドラゴンを倒したとき使った剣が後になって
 ドラゴンスレイヤーと呼ばれるパターン、
 そして竜を倒した者に対しての称号として
 ドラゴン・スレイヤーの名を授けられるパターンがあります。
 このあたりは概論のドラスレとは?を参照のこと。
 今作で主人公が魔法で真白なハトに変身して飛ぶ場面を受けてか、
 後続のシリーズでハトが出てくるところが多々あります。

《ストーリー》

 (SS版オープニングより)

「伝説の魔獣“三ツ首ドラゴン(名は『ビオライン』)”により
 盗み出されてしまった王冠。
 その奪還指令を受けたキミは
 今、危険に満ちた迷宮へと入っていった。
 迷宮にはドラゴンのほかにも、
 さまざまなモンスター達がキミを待ち受けている。
 キミを守るのは、一本の剣と
 不思議な力を秘めた魔法の壷のみ。
 はたしてキミは、恐ろしい"三ツ首ドラゴン"を倒し、
 みごと王冠を持ち帰ることが出来るのであろうか!?」

《ルール》
  この通り、目的は「ドラゴンを倒す」ことではなく、あくまで「王冠を持ち帰る」ことである。
 ただしその為には、結局ドラゴンを倒さければならない。

《主人公と竜》
  原作ではストーリー自体が伝説の中と言う設定なので、詳細不明。伝承はやはり曖昧らしく、
 主人公像は金髪で長髪の青年だったり、赤毛の戦士だったり、甲冑で顔が見えなかったり、
 ムキムキの大男だったりと様々。
  後発のゲームブックではザナドゥを元にそれに繋がる設定が公開され、
 クォーリー王国の近衛隊長の息子となっている。

  原作ではビオラインについてもあまり語られていない。
 何故王冠を奪ったのかも本当にモンスターの王なのかもまったく不明。
 ゲーム画面において、雑魚モンスターがビオラインの身体を通り抜けることが出来るため、
 プレイヤーの目に見えている姿は実体ではないのかも知れない。

  ゲームブックの設定では、かつてのクォーリー王国の暴君「ビオング・ドゥ・ライン」王が
 闇の世界から蘇って来た存在となっている。
 キングドラゴン「ビオライン」が人間「ビオング・ドゥ・ライン」であった頃、
 彼の実兄にあたり、クォーリー王国の賢王と名高かった「シュルツ・ドゥ・ライン」を毒殺し、
 自らが王となった。その後兄嫁を妃としたが、王妃は城の塔から身を投げてしまう。
 「シュルツ・ドゥ・ライン」には実子がいたが、暴君の手を逃れて行方をくらませる。

 王子は魔術師ウォージュに育てられ、成人してウォージュと共に暴君に戦いを挑んだ。
 この時王子は「ジャニア・ドゥ・ライン」と名乗り、民衆は彼が賢王シュルツの息子と知ると
 危険を顧みず加勢した。

 追いつめられたビオングはシュヴァルツフォーゲンの地下城砦で呪詛を唱えつつ自ら絶命した。
 この山は数百年間、草木の一本も生えない地となったが、ある日雷雨と共にビオングは
 その姿をドラゴンに変えて復活した。
 三つ首黒竜の姿は、彼の意識下にあった闇のそのものの具現化だったと言われる。
 かつて人類の街をカオスにおとしいれた三匹の伝説の竜から模したものであろう。
 表皮は血に現れた鱗で、見るからに禍々しい。
 ザナドゥ第六王朝にもその姿をあらわし、
 この事は「ビオライン攻防」としてザナドゥの歴史の中に記録されている。

《他作品との関係(考察)》(2,3,4,5,6,7,8)

  8部作すべてに共通する設定は無く、断片的な繋がりがちらほらある。

 ・剣(ドラゴンスレイヤー)と石(パワーストーン)
  Ds1にて剣の攻撃力を上げる唯一の手段がパワーストーンであり、
 この概念があるのはDS1のみである。
 Ds2以降はドラゴンスレイヤーは『最初から極めて強い剣』として存在する。
 Ds2に限っては若干その剣を鍛える余地はあるのだが、それでも、
 『ドラゴンスレイヤー』は最初から特別な剣として語られている。
 むしろDs2の武器経験値の概念は武器を使う側のスキルと言っていい。
 Ds1は、主人公が選んだ何の変哲も無い1本の剣をパワーストーンにより鍛え、
 キングドラゴンを倒してしまうという、実はシリーズ最初の作品でありながら最も
 異端に位置する作品とも言える。
 ただし、Ds7ではこれにあたる特別な剣は存在しない。

 ・キングドラゴン
  そのタイトルの通り、ほとんどの作品にはキングドラゴンと呼ばれるボスが
 存在する。が、Ds7では存在しない。詳細はDs7の項目を参照のこと。

 ・宝冠
  1, 2, 4にてドラゴンスレイヤーと密接なかかわりを持つアイテムとして登場する。
 ただし、1では最終目的であるそれが、2, 4ではドラゴンスレイヤーを手に入れるための手段となり、
 関係が逆転している。話が遠くなるが、6の舞台では4つの王国と1つの共和国からなり、
 7は4つの国が争う状況である。

 ・プレイヤーの利き腕
  日本人の多くは右利きであることと、
 画面に表示されるプレイヤー(キャラ)は、現実のプレイヤー(人間)の鏡像である、という考え方から
 プレイヤー(キャラ)は左利きである。これは1, 2, 3まで引き継がれた。
 4では画面上では左右反転するため不明であるが、パッケージイラストでは右利きになっている。
 5は、ファイター男は右利きであるが、ウィザード女だけが左利きであるため、
 彼女をDs5の本当の主人公と考える人も居るようだ。
 Ds6, 8の主人公もパッケージイラストでは左利き、Ds7は不明。
 なお、同じ作品でもリメイク作品やザナドゥネクストでは残念ながら右利きのものもある。

 ・「古代文明」
  2と同じく、最後の方にロボットのザコ敵が出てくる。
 これは、2ではかつて滅んだ文明の残骸だと言われている。
 このシリーズでは、「古代文明」とは「科学文明」を指すことがある。

《ステータス》

  HP / HitPoint    :体力。無くなると死ぬ。
  SP / Strength    :攻撃力。
  EP / Experience  :経験値。最大HPでもあり、防禦力でもある。
  MP / MagicalPower:魔力。どの魔法も1ポイントあれば使用可能。
  GP / Gold        :所持金。見た感じゴールドポイントだが、後の作品でギルファと読まれることも
  CP / Crown       :クラウンの所持数。表示の無い機種のほうが多い。

《アイテム》

  ソード        :これが無いと攻撃力に関係なくダメージが一律10。
  コイン        :家に持ち帰るとHPが増える。同時にいくつでも持てる。
  パワーストーン:家に持ち帰るとSTが増える。
  クロス        :敵から攻撃を受けなくなる。自分から攻撃できるか否かは機種による。
  キー          :宝箱を開ける。
  パワーリング  :ブロックや家を動かす。
  マジックポッド:取るとMPが1増える。

《魔法》

  Jump  :どこかへランダムでワープする。
  Return:家に帰還する。
  Map   :周囲の地形を見渡す。
  Break :壁を破壊する。しかもMPが最低1あれば発動でき、MPを消費しない。
  Kick  :ブロックを蹴り飛ばす。不幸にも直撃した敵は即死。
  Freeze:敵を凍らせ、動けなくする。1度の詠唱でプレイヤーの周囲8マスに効果が及ぶ。
  Flash :画面内の敵が止まる。ゴーストとキングドラゴンには無効。
  Fly   :ハトに変身し、自由に飛び回ることが出来るようになる。

《攻略法》

《詳細なデータ》

《モンスターマニュアル》

《面構成、パスワード集(+おまけ・スーパーカセットビジョン版エンディング動画)》

《裏技、噂》


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